写真家としての勤労感謝の日に思ったりしたこと。
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1940年はヨーロッパでは第二次世界大戦がはじまっており、日本国内では、ゼロ戦が制式採用された「風立ちぬ」の時代です。この写真を撮ってくださったのはどなたなのか?今となって、知る事は難しいのですが、それでもこの写真が遺産として残って色々な事を語りかけてくれます。
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この写真を見ながら、自分が撮った写真もこの写真の様に、カメラの前にいたご本人や、ご本人をリスペクトする後代の方々のために残ればよいなと思います。著作権上の権利は私が生きているかぎり私が管理しますが、それは本当は権利ではなくて、カメラの前に立って下さった方をリスペクトするための私の責任だと思っています。
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そんな事もあって、私の場合、撮影後に日がたっていない写真の公開は、被写体の方の意志におまかせしている場合が殆どです。
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ビジュアルが大事な分野で現役で活躍されている方が多く、発表するタイミングと内容をご自身で決めていただくのが、その方にとって一番役に立つと思うからです。(例外も勿論多々ありますが、被写体ご本人に断りなしに、、、はありません)
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ので、私が撮った写真はクレジット表記などのお願いを守っていただいた上で(クレジットには被写体の方が意図しない流用を防ぐ意味と後代写真を見た方にとって「誰が撮ったか?」が重要になるだろうという意味があります)上手く使っていただければ嬉しい事です。
更には将来、今はまだ幼い方、今生まれていない方に何等かのギフトとなれば、私の写真に関わる勤労?に対して誠にあり難いかぎりであります。
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やや強引な展開かも、朝から「自説」長文すみません。
by horizontal-work
| 2018-11-23 07:35
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